空き家3000万円の新控除条件 教科書 ~安易な空き家活用はNG~

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

相続した空き家の3,000万円の特別控除とは

最近では相続したけど使う予定のない空き家を活用しよう!と考えている方が増えてきています。その空き家活用はちょっと待ってみてください!

古民家カフェもギャラリーも、そのうち供給過剰になる恐れが。しかも、そんなに簡単に運営できるほど世の中は甘くないのです。

相続した空き家について悩んでいる方必見の”3000万円控除”についてご紹介します。

A
相続した空き家の3000万円特別控除は、相続した子供が空き家を売った場合、所得税が発生しないように課税譲渡所得から3000万円を控除してくれるという”特例”になります。

課税譲渡所得と所得税

通常、個人が不動産を売って譲渡益がプラスになると所得税が発生するものなのですが・・・

この課税譲渡所得の式はこちらになります。

譲渡所得 = 譲渡価額 -(取得費 + 譲渡費用)

になります。

取得費とは、不動産を購入した金額。建物は減価売却後です。

相続した不動産の多くは、被相続人(親)が昔に買った場合が多く取得額が低いケースが多いようです。

ですので、相続財産を売るとかなりの課税譲渡所得が発生して、所得税もアップすることから空き家を進んで「売ってしまおう!」という方は少なかったんです。

これ、空き家が放置されている原因の1つになっていたんですよね。

そこで特別控除の存在です!

相続した空き家に3000万円の特別控除が適用されるようになったので、これを適用したときの式は以下に変わります!必見です!

譲渡所得 = 譲渡価額 -(取得費 + 譲渡費用)- 特別控除3,000万円

になります!!

3000万円はかなり大きい数字ですよね!これで所得税が一気に減るかもしれません!

相続した空き家の3,000万円特別控除の条件

所得税の計算式も大切なのですが、どうすれば3000万円の特別控除を受けられるのか?という条件もしっかりと確認しておく必要があります。

この控除を受けるためには5つの条件を満たす必要があります。この5つの条件とは、

①昭和56年5月31日以前に建築された家であること
②相続開始の直前において被相続人の居住用に供されていた家屋であること
③相続の開始直前にその被相続人以外に居住していた人がいなかったこと
④区分所有建築物(マンションなど)以外の家屋であること
⑤相続の時から譲渡の時まで、事業や貸付の用または居住の用に供されていたことが無い

(⑤※相続をした家屋を壊して土地だけを譲渡する場合には、取り壊した家について相続の時から取り壊しの時まで事業や貸付の用また居住の用に供されていたことがない、かつ、土地について相続の時から譲渡の時まで事業や貸付の用また居住の用に供されていたことがない)

A
この5つの条件の中で重要なのが⑤です!

こちら、相続した空き家を一度誰かに貸したりしてしまうと3000万円の特別控除を受けられなくなってしまうんです。

流行の古民家カフェとかギャラリーとか、賃貸住宅として貸し付けてしまうと控除を受けられなくなってしまうので、賃貸として貸し付ける前に一度しっかり考慮しておく必要がありますね!

相続した空き家を譲渡する際の条件

上記の5つの条件を満たしたぞ!さぁ特別控除バッチコイ!と思っても、不動産を売却するときは更に2つの条件を満たす必要があります。

その2つの条件というのが、

①家屋を譲渡するとき、その家屋が現行の耐震基準に適合するものである
②譲渡価格が1億円以下であること

となります。

土地と建物を合計した価格が1億円を超えた時点で相続人の数に関係なくこの控除は受けられなくなってしまいます。

また、そもそも取得額より現在の価値の方が低い場合もこの控除の意味はありません。

つまり最初にすべきことは、現在の不動産価格を調べることから始まります。

その際、最初から不動産会社に訪問してももちろん構わないのですが、最近の流行はネット上で完結できる不動産査定です。

A
ネットの不動産一括査定は無料で全国対応しているので、まずそこで調べて控除を使えるのか確認してみましょう。

空き家の価格を知る為にも一括査定サイトを使おう

一括査定サイトのことをもう少し詳しくご紹介すると、不動産一括査定サイトは24時間いつでも好きな時に無料で不動産の情報(相場や査定の申し込みなど)が出来るWEBサービスです。

相続した不動産や売りたいと考えている不動産の情報を入力すると、そのエリアに対応した不動産会社が一覧になって表示されます。

利用する査定サイトにもよりますが、殆どが”最大6社同時に一括査定が出来る”ようになっています。

気になる不動産・依頼したい不動産など最大6社にチェックを入れて、簡単な情報を入力するだけです。

1分もあれば終わる作業だし、無料で行えるので是非試してみましょう!

先ほど軽くご紹介しましたが、相続した不動産が1億円以下の価値であるかを知りたい為でしたら、訪問査定よりすべてネットで完結できる机上査定のほうが簡単で時間も掛からないのでオススメです。

A
「ざっと価格を知りたい」という時にも使えるのが一括査定サイトなのです。

イエイの一括査定

不動産売却一括査定「イエイ不動産売却査定」
こちらは、大手不動産会社などが多く登録・提携している一括査定サイトで、ポイントは悪徳不動産会社を排除することに長けている、超優良企業ばかりが集まっている一括査定サイトになります。しかも、しつこい営業やお断りも代行してくれる独自のサービスを展開しているので、査定を依頼したのはいいけど、断りにくい・・・という方も気軽に利用することが出来るのでかなりオススメです!提携不動産会社は全国1000社以上。サポート体制は充実しているので、初めての売却でも安心して利用できるサイトになっています。

イエウールの机上査定


こちらは全国1400社以上と提携をしているので、イエイに比べて比較できる不動産会社の数は多いです。運用歴は2013年と比較的新しいものの、比較できる不動産会社の数では業界でも最多を誇ります。利用者数は2015年の時点で450万人以上。今日も多くの方がサイトを利用しています。
机上査定、訪問査定を選べるようになっているので気軽に相続した不動産の価格を知ることが出来るのもポイントです。

空き家3000万円控除条件 まとめ

相続した空き家をリフォームして貸し出そう!
いやいや、うちは憧れの古民家カフェとして貸し出したい!

と相続した空き家に夢を膨らませる方も多いと思います。

ですが、簡単に貸付をすると実は受けられる控除も受けられなくなってしまうので先ずはこの特別控除についてしっかり把握してそれから相続した空き家をどう料理するのが考えたほうがお得になることもあります。

3000万円の特別控除には5つ+2つの7つもの条件を満たす必要があるのですが、最も大事なのは”相続した空き家を誰かに貸していないこと”などがあります。

A
一度でも貸付てしまうと控除を受けられなくなってしまうので、是非空き家を相続した方は一度こういった控除について調べてから空き家プランを計画してみてはいかがでしょうか。

SNSフォローボタン

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加